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入矢千春さん

HamadaMari
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今回インタビューしたのは、東日本大震災で被災した子どもたちを無料でタイに招待するプロジェクト、「タダ旅行ドットコム」を運営する入矢千春さん。
私の大学の先輩でもある千春さんは、学生時代から応援部のチアリーディングやビジネスコンテストのスタッフ、インターンなど様々な活動をしてきた。大学卒業後、外資系ホテルでの勤務、タイと日本の交流事業を行う会社への転職を経て、現在は自身が18年間過ごしたタイと日本を繋ぐプロジェクトを行っている。悩みながらも前に進み続ける千春さんに、これまでの人生やプロジェクトについてのお話を伺った。

「“微笑の国・タイ”で傷ついた子どもたちの心を癒したい」

濱田:千春さんが運営する「タダ旅行ドットコム」はどんなプロジェクトなんですか?

入矢:「タダ旅行ドットコム」は東日本大震災で被災した子どもたちを無料でタイに招待するプロジェクトです。まだ立ち上げたばかりだけど、タイの大使館に後援していただいたり、沢山の人や企業に寄付していただいたりして、今年の8月に実際に旅を開催するところまでこぎつけました。

濱田:どんな思いでこのプロジェクトを企画されたんですか?

入矢:まず、被災地の子どもたちに今回の地震や津波で傷ついた心を癒してもらいたいと思っています。そして子どもたちにタイを通じて新しい気づきを得てもらいたい。私は大学に入って初めて東京に来ましたが、それだけで人生が変わりました。だから田舎で育って海外に一度も行ったことがない子どもたちなら尚更、タイに行くだけで世界観が変わると思うんです。タイは日本のように豊かではないし、タイの人たちは日本人と比べると貧しい生活をしています。だけどタイの人たちはとても幸せそうに生きています。そんなタイの人たちの姿を見て、「色んな世界があって、色んな人生があるんだ」ということに気づいてもらいたいです。それからタイの人たちに「ありがとう」を伝えたい、という思いもあります。今回の震災でタイは日本を支援してくれていて、寄付の金額も実は中国より多いんですよ!でもそのことを日本の人たちはあまり知らない。だからこのプロジェクトを通してタイの人たちに「ありがとう」を伝えたいんです。

「この時期、この時間にしかできないことをするのが好き」

濱田:千春さんは以前タイに住んでいたんですよね?

入矢:18歳までタイで育った、タイ生まれタイ育ちです。父はもともと日系企業のエンジニアとしてタイに赴任しました。最初は3年で日本に帰国する予定だったのに、父がタイをえらく気に入っちゃって。社長にお願いしてタイに残って、気づいたら30年以上経っていたという感じです。だから実家は今もタイにあるんですよ(笑)。タイはすごく観光客が多い国です。それもあって常に笑顔が絶えない、微笑みの国です。そういう笑顔の絶えない環境で過ごすことができたのは、自分にとってすごくプラスだったと思います。

濱田:お父さん、すごく自由な方ですね!でも18年間タイで過ごしたあと日本に来て、カルチャーショック等はありませんでしたか?

入矢:タイで高校を卒業して早稲田大学に入学したんですが、そのときはとにかく「日本に慣れなきゃ!」と必死でした(笑)。だから1年目は日本に慣れるためにバイトを4,5個掛け持っていました。寿司屋、料亭、幼稚園の先生・・・いろいろやりましたね。あと、アメリカでバイトがしてみたいと思って、夏休みにアメリカで日本語のクラスのTAをやったこともありました。

濱田:千春さん、すごいタフですね(笑)。

入矢:2年生になってからは大学の応援部に入って、チアリーディングを1年半やりました。その後応援部を辞めて、学生のための国際ビジネスコンテストOVALのスタッフをやったりしました。OVALの活動が終わった後は、早稲田祭や100キロハイクといった早稲田の三大行事に出たり。学生生活の最後は早稲田一色でした。

濱田:千春さん、学生時代は本当に色々なことを経験したんですね。

入矢:そうですね。応援部にしても早稲田祭にしてもそうだけど、「この時期、この時間にしかできないこと」をするのが好きなんです。

「自分にとっての幸せって何だろう?」

濱田:ところで千春さんは学生時代から、タイに関わる仕事がしたいと思っていたんですか?

入矢:全然!学生時代も、大学を卒業してホテルで働いていたときも、タイを意識したことはほとんどないです。学生時代に就職活動をしていたときは、農業ベンチャーで働きたいと思っていたんです。農業ベンチャーでインターンもして、「ここで働きたい」という気持ちも固まっていました。でも、大学4年生になって内定先の会社が突然倒産してしまったので、仕方なくまた就活して。ホテルに就職したのは、その時期にまだ人を募集していたからです。

濱田:大学を卒業してホテルで働いていた千春さんが、「タイに関わる仕事がしたい!」と思うようになったきっかけは何だったんですか?

入矢:きっかけは東日本大震災です。震災前はホテルで接客の仕事をしていたんですが、早朝から深夜まで、かなり体力勝負の仕事でした。震災があったのは大学を卒業して働きはじめてちょうど1年くらい経った頃でした。私が働いていたホテルは海外からのお客さんが多かったから、震災後は経営が厳しくなって自宅待機になったんです。それを機に夫と一度タイの実家に戻りました。そのとき、心配する両親の顔を見たり、震災に関するいろんな報道に触れたりして、「自分にとっての幸せって何?」と改めて考えさせられたんです。それで、好きな人と一緒にいて、その人の子供を育てて・・・っていうのが私の幸せだなぁ、と実感しました。そう思った時、体力勝負で子どもを生むのも、ずっと続けていくのも大変なホテルの仕事は辞めようと思ったんです。「では、次は何をしよう?」と考えた時に漠然と思い浮かんだのが、18年間過ごしたタイと日本の架け橋になれるような仕事だったんです。私にとってタイはお世話になった国だし、ずっと関わっていきたいという気持ちがあって。日本にはふるさと納税というのがあるけど、私も同じような気持ちでこの活動をやっています。離れていても、タイのために何かしたいんです。

濱田:なるほど。転職活動をしているときはどんなことを考えていたんですか?

入矢:ホテルを辞めてから新しい仕事が決まるまでの間は、「自分の居場所がない」と感じてすごく不安になりました。そのとき私はもう結婚していたから「家族が自分の居場所」という思いはあったけど、改めて自分にとって仕事は大切なんだなぁ、と思いました。転職活動をしていたときは「若いうちにしか出来ないことって何?」ということをいつも考えていましたね。会社で学びながら成長するのも、無謀なことにチャレンジするのも若者の特権。さて、どうしようかな、と。

「辞めようと思ったことは何度もあります」

濱田:それでタイに関連する事業をしている会社に就職したということですね。ところで千春さん、もともとタダ旅行ドットコムは会社の一プロジェクトとして企画していたというのは本当ですか?

入矢:はい。そのとき私は会社に入る道を選んで、希望していたタイと日本の交流・協力事業をしている会社に就職しました。タダ旅行ドットコムはもともと私が考えたボランティア企画で、会社の社長にプレゼンをしたらとんとん拍子で話しが進んで、会社の企画としてやろうということになったんです。でも小さい会社だったから、社員一人一人が稼がなきゃならない状況だったんですよね。だからお金を生み出さないボランティア企画になかなか人員を割くことができなくて、結局進みませんでした。そしたら、そうこうしている内に会社の外に仲間ができて。今は会社を辞めて、タダ旅行ドットコムを自分のプロジェクトとして仲間と運営しています。

濱田:ということは、一度会社に入る道を選んだけど、結局は自分で独立する道を選んだということですよね?

入矢:そうですね。でも個人でプロジェクトをやっていこうとすぐに決断できたわけではないんですよ。最初は会社の仕事とボランティア企画を両立したいと思っていたし。でも、会社の外でプロジェクトが進むにつれて、社内でこの企画が孤立してしまって。そのときは会社を選ぶか、タダ旅行ドットコムを選ぶかですごく悩みました。母親には仕事を辞めるのを反対されていたし、プロジェクトを辞めようと思ったことは何度もあります。でも今は肝が据わって個人でこのプロジェクトをやっていく、と決めています。

濱田:そうだったんですね!でも、「肝が据わった」きっかけは何だったんですか?

入矢:きっかけは妹の言葉ですね。仕事を取るか、プロジェクトを取るか一番悩んでいた時に、実家に頻繁に電話をかけていたんです。そしたらある時、たまたま妹が出て、「しっかりしなよ、お姉ちゃん」って言われたんです。「会社もプロジェクトもやりたいんだったら人の倍働く覚悟が必要だし、それができないなら、どっちか決断して覚悟しないとダメ。結局なぁなぁになって全然かっこよくないよ」と。そう言われて、はっとしました。あと、夫の言葉も大きかった。母親に会社を辞めるのを反対されて、プロジェクトを辞めようと思ったことがありました。でもそのとき夫に「誰かに反対されて辞めようと思うなら、最初からやらないほうがいい。でも、それでもやりたいと思うなら、人はついてくるよ」と言われました。すごく納得できて、「やっぱりやろう」と思いました。

「気が付いたらやっていた」

濱田:それにしても千春さん、すごい行動力ですよね!そもそもタイと日本を繋ぐプロジェクトを考える上で、千春さんが被災地や子どもにフォーカスしたのはどうしてですか?

入矢:そもそも転職したきっかけが東日本大震災だったからです。あと、大学時代の先輩の存在も大きい。震災後、会社を辞めて3年間のボランティアのために被災地に向かった先輩がいるんです。その姿を見て「自分も何かしたい」と思いました。今でも落ち込んだ時にはその先輩によく電話して力をもらっています。でも初めから何かプロジェクトをしようと思っていたわけではなくて、最初は結婚資金に貯めていた100万円を寄付しようと思っていたんですよね。だけど、その100万円をもとに仲間を集めて、何か大きなことをした方が面白いなと思って。

濱田:ということは、何か大きな目標が最初からあったというよりは、どちらかというと気が付いたら行動していたという感じですか?

入矢:そうだね、気が付いたらやっていた感じ。

濱田:こうやって色んな人にインタビューをしていて気が付いたんですが、特別な理由があったというよりは、「気が付いたらやっていた」という人がすごく多いんですよね。私自身も世界一周をしたり、こうやってなでしこVoiceを企画したりしていて、周りの人から「すごい!」って言われるけど、本当にそんなことなくて。気が付いたらやっていたっていう感じなんです。

入矢:そう、それに近い。でもそう言うと夫は怒るんですよ(笑)。「やるんだったら目標を立てて、何日までに何をやるという計画をちゃんと立てなきゃダメだよ」って。

濱田:でも逆にそこが女性の強みでもありますよね。女性は考える前に、とりあえず飛び込んじゃうところがあるというか。

入矢:そうですね。だからスピード勝負は女性の方が向いていると思います。

「自分勝手に生きるのも、ひとつの選択」

濱田:今後、千春さんはタダ旅行ドットコムをどうしていこうと考えているんですか?

入矢:このプロジェクトを継続していくのか、このプロジェクトを通じて繋がった人たちとまた何か新しいこと始めるのか。今はまだ自分でも分からないですね。でも、子どもたちにはもっと色んな国に行って、色んな気付きを得てほしいと思っています。

濱田:千春さん個人としては、今後どう成長していきたいとか、こんな自分になりたいとか考えたりしますか?

入矢:そうですね、将来自分に子どもができたときに「好きなことをやっていいよ」と言える自分になりたいです。自分自身の経験値を増やすことで、自分の知っている範囲を広げられるし、その分子どもに「好きなことをやっていいよ」と言える範囲も広がりますよね。それから、自分の幸せの基盤は「家族」です。夫にずっと付いていきたいと思っています。昔は自分の好きなことやって、自分の道を歩いて・・・って考えていたけど、好きな人ができると変わりますよね。それでも自分に与えられた環境の中で、好きなことをやっていきたいと思っています。

濱田:なるほど。最後にこれから海外に一歩踏み出したい学生にメッセージをお願いします。

入矢:自分が思っている以上に、もっと自分勝手に生きても大丈夫だと思います。就職するとお給料をもらう分、自分勝手に生きるのは難しくなりますよね。でもそれで鬱になるくらいなら、自分勝手に生きてみてもいいと思います。たとえ嫌われても、自分の仲間は他にいるだろうし、なんとか生きていけるから。自分勝手に生きるのも一つの選択だと思います。


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