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石濱裕美子さん

HamadaMari
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なでしこVoice第三弾は、チベット学の世界的な権威、石濱裕美子さん。日本では数少ないチベット学者の石濱さんは、研究の傍ら書籍の出版や大学の講義など、さまざまな場面で活躍されている。今回は大学で若者と身近に接する石濱さんに、最近の若者に対する思いや、石濱さん自身の人生や信念についてお話を伺った。

「目指しているだけじゃだめ。夢を語っているだけでもだめ」

石濱:既成の価値観に囚われずに「自分らしく」生きるためには、それなりの覚悟と社会に通用していけるだけの力がないといけないんですよ。語学や資格だけじゃなくて、もっと総合的な人間力が必要。そういう力は、色々な障害を乗り越えないと身に付かないものなんです。

今の若い人たちは傷付かないこと、楽になることを目的に道を選ぶ人が多いけど、人生において起きる防ぎようのない障害に出会った時、ぬるま湯の中で生きてきた人は修羅場の対応力がないし、心も簡単に折れてしまう。逆に、若い頃から色々と苦労した人は足腰が強く、学歴がなかろうがコネがなかろうが、たくましく生きていく力がある。人は自尊心があるからみんな「自分は特別である」と思っているだろうけど、本当に特別になろうとするなら、リスクを畏れず世の中にでていき、自分にどれほど力がないかを思い知って、まず自分に向き合う必要があります。

濱田:確かに・・・。でも今、就職してもすぐに辞めてしまう人が多いと聞きます。

石濱:すぐに仕事を辞めちゃう人って、その辞めた理由っていうのを聞くと、体を壊したとか、尊敬できる人がいないとか、色々です。でもね、よく考えてみてください。例えば結婚相手に関して言えば、男でも女でもお互い30億人近くいますよね。だけど未婚の男女が増えている。自分にとってこの人は合わないとか、考え方が合わないとか言い出したら、たとえ30億人いたって永遠に合わないですよ。就職先にしても同じ。自分を生かせる場所にピタッとはまって幸せになる、なんて言うことはあり得ない。どんな場所でも刺激を受けながら自分が変わったり周りを変えたりしながら社会に参加していくのであって、最初から「自分らしく働けて、さらに自分が注目される」職場なんてあり得ないと思います。そもそも良い人間関係というのは、「自分はまだ何もできない一人の若者なんだ」っていう自覚があった上で、謙虚に周りから学んだりだとか、相手の失敗を許したりとか、そういうことの繰り返しで作っていくものなんですよ。

「自分の欠けている部分を直視しない限り、大人にはなれない」

石濱:尊敬出来る人がいないから辞めるっていうけど、そういっているのは、今のその人の価値観に基づいていっていることであって。その人が気付いていないだけで、どんな人にだって、その人が馬鹿にしている人にだって、どんな腐った人にだって、必ず学べる部分はあるはずなんです。最近の若い人には、「年寄りは楽な時代を生きていたんだから、お前らみたいなやつらに説教されたくない」とか言いますよね。でも最初からそんな目で物事を見ていたら何も学べないでしょう。どんな人にだってだめなところはありますよ。自分の中にだってあるでしょ、認められるものと認められないものが。だけど人間っていうものは、自分に関しては非常に甘いんですよ。「なんとかなる、自分なら大丈夫」と思いがち。だから上手くいかないんです。まず何かを身につけるまで一箇所で努力をするという根気を身につけること。あとはもう少し、自己評価を低くすることが大切です。

濱田:根気がないと言われればそうかもしれません。でも私たちの世代って自己評価が高いですか?どちらかというと低いイメージがあるのですが。

石濱:うーん、表面的には上昇志向がないから、自己評価が低く見えるけど、それがくせ者。「そこそこでいい」といいつつ、どこかで「自分のためなら周りが助けてくれる、サポートしてくれる」という気持ちがあり、一方、ちょっと耳障りの悪いことをいう人がいると最初から敵対視する。で、見切りを付けるほどその仕事を知らないうちに、みんな辞めちゃう。で、よくよく聞いてみると、辞める本当の理由は、「その会社になじんだり、その仕事を覚えたら本当の自分がなくなっちゃうから」であったりする。

でもひきこもってまで守りたいほど、その時点の自分が立派な自分かっていう視点はない。立派でもない自分、何にも毒されていない自分って何なのかっていうと、「子ども」ってことじゃないですか。誰からの影響も受けない、ただ快・不快で動いているだけの子ども。そこでとまってしまうと、そういう人たちは何人集まっても、何も成し遂げられないし、自分に関心はあっても他人に関心がないから人の心も動かすこともできない。

でも、自分の欠けている部分を直視すると、大人にはなれる。大人はただ年をとればなれるものではない。今も年だけ大人はたくさんいます。人を馬鹿にし続けて「本当の自分」を護り続けて、30、40になってもまだ子供という人たちが。あえていえば、近年、名実ともにそなわった大人は本当に数が少ないですね。でも、まだ若いみなさんにはまだまだ色々なチャンスがありますから、彼らを反面教師にしてください。

「最初から強い人なんていない。困難を乗り越えたうえで強くなっていく」

石濱:私はたまたま、運よく学者として就職が出来ました。学者の仕事って、まさに「自分にしかできないこと」をやっているわけですが、絶対的にポスト数が少ないですから、多くの人間は就職できないまま終わります。つまり、才能があっても自分にしかできないことがあっても、世の中のニーズがなかったら一生懸命頑張ったって最終的には高学歴ニートになっちゃう現実があります。だから、「自分にしかできないこと」がないなら、まず才能がないということで、その時点でもう進路変更した方がいいです。その目安ですが「環境が整ったら自分は芽が出る」なんて考えている時点でアウトですね。才能がある人はチャンスを自分で作りだすし、才能がない人はどんなチャンスを見たってそれがチャンスだと気付かない。だからね、才能はとても重要なんです。自分が志しているものについて才能があるのか、それを見極めることは重要です。才能があることがすべての始まりなんですから。

人は自分の狭い価値観の中で物事を見ているから、あらゆるものが見えているわけじゃない。もしその狭い視野を広げようとするなら、まず自分を護ることをやめて、謙虚になること。「自分はまだまだ完成形じゃない」と常々言い聞かせて生きていくこと。
自分は精神的に弱いから、精神のバランスを失わないためにも自分を護ってしまう、という言う人が多いです。でもね、最初から強い人なんていないんですよ。誰でもみんな色んな事があって、自分はどうしてこんなに無力なんだろうと思いながら、そういう困難を乗り越えた上で強くなっていく。だからどんなに嫌なことでもそれは必ず経験になるんですよ。ところが最近は、最初から苦労することを避けていたり、危険がないところばかりを歩こうとする。だから結局いつまでたっても弱いまま。30歳、40歳になってもひ弱なままで、頭はいいけど、それを活かす社会的な力がまったくない、みたいなことになっちゃうんですね。


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